MOSCOSHI de TOCHAKU

乗車路線共有アプリ

MOSCOSHI de TOCHAKU

乗車路線共有アプリ

  • 自主制作
  • セルフアイデアソン

Overview

本作品は、自身の取り組みである「セルフアイデアソン」で制作した作品です。 大人数で待ち合わせる際、誰が到着していて、誰が到着していないのかを把握するのはなかなか大変です。 また、到着していない人があとどれくらいで到着するのかによって、その後の予定も大きく変わってきます。 本アプリは、乗っている電車の路線情報を共有することで、この課題を解決しようと試みた作品です。


※セルフアイデアソンとは、身の回りに潜む課題への改善アイデアや既存アプリの改善アイデアを「1日」でUIまで落とし込むという個人的な取り組みのことである。

制作日

2018.10 (実作業時間:8時間)

ツール

Sketch

制作者

村田 亘


路線情報の共有

近年、路線検索アプリの普及によって、最適な乗り換えや到着時間の確認など、非常に便利な世の中となってきました。 しかし、この路線の共有に関しては、スクリーンショットをLINEで共有するなど、あまりにも原始的な方法が取られています。 この路線情報や到着予定時刻情報の有効活用は、十分な可能性を秘めていると考えています。


本アプリは、路線検索と共有を組み合わせたアプリとなっています。 検索では、従来の路線検索アプリと同様に、乗車駅と降車駅、乗車時間などを設定し、検索することを想定しています。 検索結果から、乗車する電車を決定したら、「乗車ボタン」をタップすることで乗車状態となります。 乗車した路線情報は、グループに共有され、同時に到着予定時刻も共有されます。 本アプリは、全体を白で統一し、シンプルで見やすいUIを意識しています。

グループ画面

共有した情報は、グループ内で到着・未着という形に変わって表示されます。 到着した人は、上部に追加され、横スクロールすることで確認が可能。 未着の人は、到着予定時刻の早い順に表示されます。


実際の利用状況を想定すると、ユーザーは「誰が到着しているのか」より「誰がまだ到着していないのか」という情報の方が需要が高いと考えられるため、 画面内は、到着した人のリストの領域(高さ)を抑え、未着リスト領域を十分に確保しました。 到着した人のリストの高さを抑える工夫として、ストーリーUIなどで用いられる横スクロール型のUIを採用しました。 未着リストは、到着予定時刻の早い順に並べることで、誰が何分後に着くのか、誰が遅刻しそうかなど、直感的に理解しやすくしています。

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